2008/11/30

まどけい


……人の心など読めないし、感情を共有することなど不可能であるということ、人間は認識できないものであるという事実を、こんなに長い時間をかけてほとんど無駄な時間を費やして、確認するために生きてきたかと思うとちょっと悲しくなる。すべての約束や契約や協定などより深いところで結ばれているはずの相互性、人はそれを信頼し、期待している、それのみが生きることの喜びを保障すると思うからだ。そしてそんな期待が思いっきり裏切られる、いかなる手段を取ることもできない、ただ耐えて待つことしかない。他者とは計り知れない、つねにこちらを見下す脅威的な存在なのだ。なーんて、ちょっとある人のことを思いながら…、毒をもつほど美しい、か。アマゾンまで行かなくても身近な所にも妖艶蛇がうじゃうじゃ。
あー、木になりたい。耐えることに一番強そうな木にでも。

2008/11/29

still emotion


2008/11/25

short hope??


2008/11/24

めいんでぃっしゅ






2008/11/23

winter is coming



2008/11/19

yes we can


2008/11/18

kawauchi ringo?

2008/11/06

たいみんぐ


早朝に、といっても7時半ごろだが、携帯が鳴った。外国人なまりの男の声、車がついたという。最近寝つきの悪い日が続いていたし、おまけにオバマ徹夜の後だっただけに一番眠りの深い時を襲われた。それでも高血圧の効力、さっと飛び起きて門を開けた。先日注文した暖房ボイラー用の石油配給車だ。注文して配達まで3週間といわれていたが、長く家を留守にすると「嘘」をついて一週間後に配達、嘘も方便。

地下にあるタンクが何リットル用か知らないが、とにかく2000リットル注文した。これまで石油の注文はもっぱら義母のしていたこと、隣近所と相談して隣組まとめ注文をしていたようだ。配達料金がきっと安くなるのだろう、この7月にも隣のばあさんから声がかかった。義母が寝たきりということもあり僕に直接同乗誘いがあったが乗らなかった。そのころすでに昨年より30パーセントもの高騰価格だったが、専門家の意見は一致していた、これからもさらに値は上がると。一般に暖房用石油の価格は夏安くなるので、ほとんどの家ではこの時期にタンクを満タンにするらしい。日本行きを控えていたこともあったが、現金云十万直払いというのもあって、付き合いにくい隣の印象を与えたに違いない。秋に入ってアメリカの経済危機を契機に専門家の確信発言がウソになった。本当に専門家の言葉など信用できないし、何でこのグラーツの石油の価格がニューヨークで決められるのか、その仕掛けは理解できても納得できない。

まー、ここで話を広げることはないが、時期外れの給油車を隣のばあさんが窓越しに眺めていた。うまくやりやがって、なんて思っていたかもしれない。ちなみに、価格は夏から20パーセント下落した。

2008/11/05

夜明けか


Obamaが勝った、久しぶりに徹夜で実況中継を見た、イラク侵略戦争以来のことだ。これでやっとニューヨークに何もわだかまりなく行けるようになった。中立的立場をとるはずのオーストリア国営放送のアナウンサーや解説者が、勝利の瞬間から以後ずっとその喜びを隠せないような表情丸出しで、それはカメラマンから裏方まで全員浮き浮きしている雰囲気がこちら側に伝わってきてちょっと驚いた。とにかくヨーロッパ全体がObamaの勝利を正直に喜んだ。しつけの悪いテキサス駄馬が残していった傷は深い。やがて世界の首都からObama勝利の反応の様子が流れた、北京、シンガポール、パリ、ロンドン、ベルリンと、そして日本からの映像も。小浜で踊る人たちの様子、笑ってしまった、世界の政治家のコメントの後に小浜踊り、植民地からの便りといった様相で悲壮感にあふれていた。

久しぶりに気持ちのいい朝を迎えた。


2008/11/01

O脚

今日は万聖節で祭日、日本でいう彼岸の日、土曜日だが日本のように代用祭日などない。詳しく書くと長くなるが、変な話があった。日本人のO脚を直してあげましょうという医者と朝会ってきた。僕も例外ではないが、要するに「客」を日本から集ってグラーツで手術するというわけ。諸々の準備作業を手伝ってほしいということだった。かなり怪しい話と思って出かけたが、ちゃんとした「立派」なドクター、詳しい説明後も印象は変わらない、とにかくまずは話を聞いたということで別れたが、はたして自分でもどうするかわからない。

医者をあとにしてフレーム屋に向かったが通りのショップが軒並み閉まっている、ここで初めて祭日と気づく。本来なら墓参りの日だが、なにも混んでる日を選んで行くこともなかろうと家に戻った。庭や畑の秋の掃除などして、初めてセントラル暖房のスイッチを入れた。これから4月まで石油ボイラーがつけっぱなしとなる。昨日は電話で2000リッターのオイルを注文した。毎日値段が変わるので注文のタイミングをこの一か月待っていたが、寒さも増してきてついに決断の日が来たというわけ。

今夜は息子たちを呼んで酢豚を作ることに急遽決めた。臭覚が鈍っているというのに最近結構まめに料理をしていて、ちょっと手の凝ったものを作る楽しみを覚えてしまった。義母がここにいた頃は、台所の奪い合いで時間のかかる「料理」は不可能、さっと作ってさっと食べるというのが常だっただけに、手料理の悦も忘れていたようだ。下ごしらえしながら、ふと昨年の今日は何してたのだろうかとブログを調べてみた。何と素晴らしいことか、あっという間に丁度一年前の今日の一部始終を思い出した。それに写真付き、内容はというと今年とあまり変わらない、なにも進歩してないではないか!でも、でも、一番ブログを楽しんでいるのは当の本人であるということがわかった、もう来年の今日のことが楽しみだ。きっと写真集編集に追われているだろうが、はたしてどんなものができるのだろうか。

明日は死者が戻ってくる、ゆっくり家で彼らとくつろぐ日になりそうだ。