2007/12/26

いわし


一日中暗室、義母が急遽午後出かける。何ヶ月かぶりに数時間家に一人、プリントの水洗の合間を縫って溜まった洗濯を一気にする。彼女が帰る前に済ませないといけない、まったく何も起こらなかったように。僕が洗濯したことが話題になるのを避けなければならない。出かける前に、補聴器を一つ失くして見当たらないという。雪の積もる庭や地下室と行動範囲を注意深く探すが見つからない。プリントも始めると続けてやったほうがいいという訳で、仮眠と、食事らしきものをとってと、一日の始まりも終わりもないようなリズムの連続。でも疲れた状態で引き伸ばしたプリントは質が悪い、要注意。ほとんど一発勝負だが、そう簡単にはいかない、記憶と感を頼りに露光量を決めるのだが。ネガの出来が悪いのが原因、フィルム現像がいい加減だったからということでそのつけがここに来て回ってきたというわけ、しかしこれが最高のプリント!という考えもないのであまり手間を取ることもない。食事の用意は面倒、ケバブをと出かけたが休み。モスレムだからやってるのではと思ったのが甘かった。何か作るしかない。パンを食べる習慣がないので、バターとジャムでなんて簡単にはいかないし、この数日の休日で冷蔵庫は空、一時躊躇すれどいわし解凍を決断!冷凍とはいえこの辺で手に入る魚にしては新鮮、傷みの早い魚、あまりやわらかくならないうちに築地でてにいれた道具でこけら落し、さてどう料理するか。早速「いわし料理」のネット検索、蒲焼もいいがと迷うが辛煮に決定、それから米もといで。これが夜中の12時を回ったばかりの実況中継、生きつづけるということは本当に大変なことだ!