2008/07/11

スズメのなみだ


小さな世界で展開される厳然たる生の営み、春から夏へとその動きも活発化している最中というのに、これから一ヶ月以上も家を留守にしなければならない。庭畑写真家としては収穫の最盛期を逃すわけで真に残念無念。何処の庭でもというわけにはいかない。

CUI CUIとフランス語では言うらしいが、ドイツ語ではtschuip tschuip、日本語ではチュンチュンか。今年はスズメが屋根の梁と壁のわずかな隙間に巣を作った。丁度玄関の入り口の上で、朝からうるさくて、可愛さも半減する状態が続いている。春過ぎには卵が落ちて割れていた、そして今日はこの有様、羽毛も生えだして後一歩というところだったのに……

さて、明日は極東に飛ぶ、1903年にライト兄弟が人類初の有人動力飛行に成功してから100年、最大速度48 km/時だったらしいが、今や900km/時で800人もの人間が一度に飛べる時代になった。このペースで行ったら100年後にはどうなるだろうか。ライトの自伝など読んだことないが、もしかしたら彼らも家のスズメをみて、俺達もと思ったのかもしれない。英語ではchirp chirp。