2008/09/18

あきけい


秋にふさわしい風景、でも風景だけで寒いのなんのって。夜になると家の中にいても足元から冷えこんでくる。セントラル・ヒーティングを入れれば済むことだが、そうは簡単にいかない。何しろ昨年と比べて50パーセントも灯油の値段が上がったし、9月から暖房なんてことも記憶にない、ここはちょっと我慢。というところで思いついたのが暖炉、昔つかったこともあったがいつの間にか片づけて地下に放置してあった。場所をとるという理由だったがそのころは灯油も安かった。思いついたら待ってられない、早速地下でさがしあてたが何度も浸水にあったおかげで、足元は錆びているしEMAIL(エナメル)塗装も傷ついたり、ドアは開かないし諦めた。設置場所の寸法を測って、ネットで店をさがして手頃な品をと出かけたが、合うものがまったくない、仕方なくこれも直ぐ諦めた。ついでに錆び落としやエナメル修理剤やボディーを直すねりものなど買って帰った。それから半日かかってなんとか見栄えも元通り、錆びも落として色塗りしたし、立派に使えそうな気配、しかし重くて一人では何ともしようがない。明日、光明に手伝ってもらう約束をとった。

義母の調子も平行線、この数日間に彼女の持ち物は一切この家から無くなった。親戚が何度も出かけてきて、いるものいらないもの全てもっていった。でも、94歳の彼女の持ち物、全財産の少なさにも驚いた。素晴らしいことに違いない、もし彼女が不自由していなかったのなら。僕も本当にあやかりたいものだ。この一年捨てる作業をしてきたがそれでもまだまだ無駄物がいっぱいある。

明日ははたして暖炉の試運転までこぎつけるかどうか。いずれにしろ家全体を温かくするのは無理だが、ちょうど今のような時期、秋から冬にかけてつなぎの暖をとるためには一番便利で安上がり、それに自然の火の暖は本当にまろやかで温かい。やかんちりちり、立ち登る湯気をわき目にミカンを…
前世のことだろうか、伊豆の冬の一日を思い出してしまった。