
今日は日曜日、辺りは死んだような静けさ。地面を掻く熊手の音だけが聞えてくる、この頃の義母日課、落ち葉掃除だ。庭にあったテーブルやバーベキュー用の中国製火鉢などもいつの間にか片付けられ、これで初雪を待つ準備ができたというわけだ。心配した暖房用のボイラーも、数回の挑戦で無事発火、これから4月末まで燃え続けることになる。石油の高騰で年間の暖房費を考えるとまったく寒々しい。古い家なので熱効率が最悪、保温機密性をチェックするメーターというか装置があるそうだが、きっと家をぐるっと覆うようにオレンジ色になるに違いない、熱の無駄放出がないと色変化なし。来週の半ばにはいよいよ工事クライマックスを迎える予定、何度目かの電話でやっと連絡がとれた、今の工事が難航してしていて始まりがおそくなるとのこと。幸い大雨はなかったが、土が凍りだしたら仕事にならない。そんなわけで、大工作業場だったガレージや庭の片付け、工事の邪魔になるような諸々を軒の下に移動した。庭では彼女と一緒に植えた銀杏だけまだ緑の葉を一枚も落とすことなく頑張っている。幸い横に広がらず2本の枝が競争するように立ち登っている。背丈ほどのものを植えたとき、「この枝が私」と彼女は言っていたのだが…。この時期になると隣家の落ち葉騒動が新聞に載ったりする、何と浅はかなことか、この狭小心。
りんごの木には数個の実がぶら下がっていた。品種のないような黄緑で硬くてすっぱそうで毎年なすがままにしてきたが、今年残った数個は見事な大きさ、幾分赤味を帯びて、どうか食ってくれとでも言ってるような素振り、さて味は?











