2009/01/01

ふろふき?


さて、去年の今日は何を?なんて思いながらこの便利なブログを遡ってみた。デジタルデータなので質感がないというか、まるで時間の経過を感じさせない。体調やその時の気分すら写ってしまう筆跡もなければ写真の褪色もない。なんとも味気ない感じである。たとえば90になって読み返してもまるで昨日の書き込みのように見えるのだろうか、末恐ろしいことだと思う。

丁度今84,85年ごろの書き物を調べたり翻訳したり整理したりしているが、タイプ打ちした彼女の手紙を読むと、「あー、あの赤いオリベッティのタイプライターで書いたんだなー」なんてすぐに思い出すし、打ち間違いの個所や活字の濃さから、力がこもった、しいては願いのこもった言葉などとも想像できて、一枚の便箋が意味することの深さに驚いている。タイプライターですらこんな感じ、直筆の書き物には怨念や無念の涙さえも写り込んでいる。

味気ないと言えば、一年前には納税書類に追われていたことがわかった。今年は一体どうしたのだろうかと首をかしげてしまったが、要するに必要なことには変わりなく、まったく忘れていたということらしい。

グラーツの駅まで出かけた。ネットで事前に営業中であることを確認して行ったのに入口のドアに張り紙、今日は閉まっていると。全くふざけている、入口に張り紙とは如何なる意味があるのか?だ。当然ドアは開かないのだし、中の照明は消えているのだし、張り紙がなくても閉まっているのはわかる。わざわざ調べて遠くから出かけて来た人にどう釈明するのだろうか。というわけで元旦のスタンプ(といってもただの一月一日の日付)のためにと思った、このささやかな心づかいもあっさりと断ち切られてしまった。もっとも、味気ないコンピューター日付で、もうあの丸い打ち込みスタンプなど使ってないのかもしれないが。

何となく車が重いと感じなが駅から戻ってきた。予感があって4か所のブレーキ盤にちょっと触れてみたら、やっぱり。左前のブレーキ盤が焼けるように熱かった。この寒さで作動部分の辺りの水分が凍って、そのうち鉄板が焼きついて元に戻らなくなってしまったのだろう。分かっただけでも素晴らしいことだ、中古車を持っていると色々故障に詳しくなる!

初裏切りと初故障の話、とにかくこれからしばらく2009年初事がつづくが、初いいこともいくつかあったことを書きくわえておこう。

今年は再び黄泉への旅も始まる。