2009/01/17

70's

やっと納税書類の整理が終わった。これから税理士のチェックを経て申告用紙が作成されて、さらにそれが市の納税局に送られる、そしていつの日か支払告知書が届く。毎年やっているのにいつもつじつま合わせに苦労するし予想以上に時間もかかる。その都度新しいシステムでも作って毎月纏めるようにしようとか思うのだが、結局思うだけ、また来年も同じことの繰り返しになるだろう。

結果が出て、近年のそれと比較してみる、なんと不安定な職業であることか、定年退職もないし、年金もきっと雀の涙ぐらい、職業芸術家に定年なんてものがあるのかも分からない。この時期になると、別の意味でもこれからのことを考えてしまう。まー、一年中ほとんど労働してないわけだから、その代償といえばその通りだが。

Zagreb 2009

久しぶりに『宿命』の再読開始。丁度中野弥生町の友人宅でマージャンでもしていたころかと思うが、「よど号事件」をテレビで見たような記憶がある、1970年の春だった。確か1974年、ウイーンで逮捕一時拘束された、日本赤軍派の一員ではないかと嫌疑をかけられたのがその理由だった。80年代「よど号」組は北朝鮮経由でウイーンやザグレブ、東ベルリンなどを拠点に誘拐や地下工作活動をしていたことをこの本で知った。先日ザグレブの友人を訪ねたときに突然、K.Kが送ってくれたこの本のことを思い出した。友人宅のすぐ近く、必ずそこを通って行くところに「アジト」が今でも当時のまま(たぶん)残っているからだ。文庫本に載っていた写真が記憶に残っていたが故に思い出したのだが、そこには住所の記述などなかったはず、僕が偶然発見したとも思えないし、ちょっとその辺が気になっての再読となった。何年か前初めて飛読した時も、当時僕の居た場所と時間と出会った人と重なる場面、事件があまりにも多くて驚いたが、今回はその辺をもう一度ゆっくり振り返ろうと思う。70年代に海外に出た「仲間たち」の「その後」にも興味がある、自分も含めて。