2007/09/18

aerodrom maribor:マリボール空港

カメラ・オーストリア次回企画展参加のアーティスト、二コールを空港まで迎えに行く。Ryanair便でロンドンからスロベニア国のマリボール空港に午後つく予定だった。早めの昼食を行きつけの中華で済まし、小雨のなか高速に入った。グラーツ市を南北に突き抜ける13キロあまりのトンネル直前で事故、といっても他人の。かなりの渋滞、BMWとAUDIが衝突、たいしたことはないようだったが巻き込まれるのが一番怖い。視界数メートルというのにライトパッシングしながら猛スピードで次々と追い越していく、車に乗ると豹変する人間の典型だ。この格安便はグラーツ便を減らし週2度マリボールに飛ぶようになった。空港使用料が安いというのが理由らしい。100キロあまりの距離、さらに強くなった雨と初めての空港、標識もないしGoogle地図片手にとうもろこし畑をしばらく走ると、まさかと思うような所にそれらしき建物が見える。駐車場から土砂降りの中を走ってホールへ、とにかくコーヒーでもと思ったのだが…、発着を知らせる電光掲示板も無ければ時計もない、要するに飛行機に乗り降りするための最低限の設備だけ。かつての共産圏国によく見られた典型的な暗さが見事に調和した「施設」だった。それでもロンドン行きの客が100人ほど出国チェックを通過して待合室に居た。ロンドンからの飛行機は予定通りだとの確認をして車に戻る。座る椅子もなければ開けっ放しの入り口から吹き抜ける雨風、寒さをしのぐ場所もない。Ryanairとは1985年に設立されたアイルランドの低価格飛行機会社、ちなみにロンドン、グラーツ間が29ユーロ、どうして利益が生まれるのかわからない。 シャーロック・ホームズの探偵物語を聞きながら暖かい車で客を待つこと一時間、相変わらず雷をともなう大雨。予定の時刻は過ぎたが、きっと遅れているのだろうと「理解」、気長の待機態勢だったがあまりにも遅い、でも100人が居る限り何時かは来るだろうと。ホームズ事件も解決、再度英語もドイツ語も曖昧な案内嬢に「飛行機は?」と尋ねると、「グラーツに着陸しました」と。何も言うことなし!40パーセントも安いタバコを3箱、リッター30円も安いガソリンを満タンにしてグラーツに戻った。

凝らし目で疲れた、家の庭を上がっていくと目の前に「池」が見える。予測はしていたものの半地下ガレージが水浸状態、まったくもって気が滅入る一日だった。