2007/09/15

zwischenlandung: stopover


澤田知子さんが一週間の滞在を終え、ウイーン経由でニューヨークへ発った。バルセローナにて展示予定会場の下見をした後、N.Y.での一年間研修を前にグラーツで静養、さっぱりとした気分でいざ「戦場」へとの算段だったらしい、が…。旅程の知らせがあった頃にはアトリエの話も、家の三部屋もの模様替えの予定も無かったのでウイーンに出かけたり南のワイン地方を訪ねてなんて考えていたけど全て実現しなかった。アトリエのインターネット用設備やトイレの修理やと予定未定工事のため近辺に居なければならない状態で、おまけに天気もあまりということで一週間もグラーツに釘付けとなった。観光名所がたくさんあるわけでもないし、前回の好印象で特別に予約したホテルが今回は打って変わって最悪、一々挙げたら切が無いほどで少々口論となったがあまり改善されることもなく、4星2万強とは「うそー」と言いたいほどだった。おまけに秋の寒さにやられて風邪を引いたようで、きっと静養どころではなかっただろう。ただただ、これからN.Y.での生活が始まるし、いやなことも直ぐ忘れてほしいと願うばかりだ。澤田さんはC.A.(カメラ・オーストリア)が2003年秋企画したグループ展「Keep in Touch」に参加して以来のお付き合い、それ以後アレヨアレヨという間に世界で大活躍するアーティストとなった。どうやらグラーツの空気が合っているらしく、一人では飛行機にも乗れなかった人が、今や一人で40キロもの荷物を抱えて世界を飛遊するようになった。

4週間あまりの訪問者から「開放」された。来週からカメラ・オーストリアの展覧会の準備で忙しい。中断していた部屋の整理もしなければならないしスイスへの気の重い旅の準備もある。でも、今年身辺を整理すると来年はすばらしい年になると彼女が自信ありげに言っていた。とにかくそのように決まっているらしい。信じるものは救われる、かな。