
今日は簡単な中間報告、現場を知ってる「助っ人」さんにと、家の中まで見せるなんて少々露出癖かなとも思うが、写真家の宿命致し方なしと言ったところか。かつての光明部屋がコマンドセンターに変わった。ここにはフィルムネガやスライド、コンタクトプリント、ライトボックスなどがあり、いわゆる写真制作用の資料が保管される。メールを見たり書いたりスカイプしたりする場所、色々悩む場所でもある。コンピューターは食堂兼居間にあったが、スキャンやフォトショップ作業の途中でも義母に客があると仕事を中断するしかなかった。特にクリスティーネの写真の作業などは「人目」を避けて夜中にした。

かつて寝室兼仕事場、天井まで本棚で埋まり、おまけに大きなグラッフィク・ケースとまったく身動きが取れない密室、一歩踏み込むと一気に滅入ってしまうような所だった。そんなわけで昨年以来「仕事」は屋根裏で、『Memoires 1983』なども蒸し風呂さながらの所でノートブックと格闘しながら編集された。一度天井近くに置かれた物はよほど必要でない限り手に取ることも(出来)なかった。彼女の所有していた本などは上段にあったが今回思い切って全て捨ててしまった。いつか誰かが捨てなければならない。何とか模様替えは済んだが、これから棚の整理、何処に何をと写真庵と屋根裏部屋とアトリエ用に仕分けをする作業が残っている。そこで最終的な「残り組」を決めることになる。光明の昔の恋人からのプレゼントも行き場なくなり、でも僕の部屋の残り組みに。7月の「帰国」以来、少々気になっていた腹筋対策トレーニングも可能になった!

色々珍しいものを発見したが、最たる収穫は『AMS』と『Memoires 1989』、いずれも絶版で手元にも数冊しか残っていなかった写真集をそれぞれ10冊見つけたことだ。深い本棚の裏、ベットの下に隠れていた。またすっか り忘れていたAMSのポートフォリオも二部発見、1980年に製作、僕には珍しいヴィンテージプリントが立派な箱に収まってやっぱり隠れていた。


